花粉はいつまでがピークなの?対策はしっかり!

花粉の飛散量は毎年の天候で変わってくる

雄花の中には40万近く最大で400グラムの花粉が入っており、これが天候によって異なる反応を見せるためスギ花粉等は毎年飛散量が違う現象が発生します。
例えばヒノキ花粉は毎年気温が低くなると雄花が閉じますが、一定の寒気を帯びるとつぼみの中で花粉の生産を効率化させる特徴があります。
そして暖かくなると一斉に開花して花粉を飛散させるため、毎年の天候にメリハリが付いている程飛散量を増大させます。

花粉の飛散量について説明する女性ヒノキは窒素濃度が濃い場所での生産を効率化させ、これが光源で異なるため晴れの日が連続で続く程飛散量が増えます。
さらにヒノキ花粉の生産条件に加えて高山地帯が加わると活動を活発化させる植物がシラカバです。
特に花粉が翼の形状をしているため風の影響を受けやすく、飛散するタイミングで春風等の天候になると全国的に飛散する特徴があります。
一方で耐陰性が他の植物と比較して弱い傾向が強く、自家不和合成の影響で増殖しにくくなっています。
反対に影地になっている部分の湿気が乾燥すると温存させていたつぼみを一斉に開花させるので、最も晴れの影響を受けやすい植物です。
そのため天候異変が続くと飛散時期を長期化させ、前年度の夏に多くの太陽光を浴びると比例するようにシラカバの花粉が増えます。

スギ花粉は太陽の光が強いと他の植物の生態系にまで影響を及ぼす程の繁殖力の高さになります。
ただしクローン栽培だと台風や大雨といった物理的な圧力を伴う天候に弱く、前年度にその場にスギがあっても翌年開花せずにそのまま周辺一帯が全滅している可能性があります。
ですがアーバスキュラー菌根の影響で天候不順でも根強く育つ傾向もあるため、毎年の天候の変化にある程度順応でき一定の飛散量を維持する特徴も有名です。
その上このアーバスキュラー菌根はスギやヒノキ等も同じで、天候不順が続くと光合成の手間を考えて共生を選択し栄養塩の吸収を効率化させます。
結果ある程度の天候不順を度外視した繁殖が可能で、花粉の飛散量を毎年一定以上に保っている現象に繋がります。

都会で花粉が増え続けているって本当?

一定の地域内に土が存在しないとアスファルトは飛散した花粉を吸収する能力がないため、地域一帯に花粉が蓄積していきます。
そうなると前年度に蓄積された花粉が翌年に発生した風等の影響を受けてさらに飛散する可能性があります。

都会の場合は花粉に大気汚染物質が含まれているケースも多く花粉の形状が予測できない変化を伴い、それが更なる飛散量の増加を促進させる原因になります。
また同じ理由で自然植物から発せられる花粉よりも、外部地域から物資等を運搬する車が花粉を運ぶケースもあります。
これは物資の運搬が頻繁に行われる都会で特に顕著に現れ、シラカバ等の経済生産系樹木は北海道等の特に繁殖しやすい地域から運ばれて都会に蓄積していきます。
特に近年ではPM2.5の影響も大きく、その原因が排気ガス等によるものなので花粉の飛散量を増やす結果になりました。

都会にはヒートアイランド現象が発生しやすく、空気の流れが周辺地域から都会に向かった上に、そこにアスファルト等の建造物が蓄積している熱が存在します。
なので花粉の飛散が活発化される状況が都会である程に適切に用意され、これが飛散量の増大に繋がっています。
これが東京になると茨城や群馬等の飛散量の多い地域に隣接しているので、飛散効率が最適化されてしまっている現象もあります。
これは戦後の拡大造政策を行った時期から顕著に現れており、必要コストの問題から伐採されていない植林地が現在では存在するため、その点も合わせて都会での飛散量増大を原因にもなっています。
中でもスギは長期的に存在すると根を強くしていき、植林地の温度が都会と比較してさらに低下していく事もヒートアイランドを促進させ結果花粉の飛散量を増やしています。