花粉はいつまでがピークなの?対策はしっかり!

日本人の多くが悩まされているアレルギー症状の1つが、スギなどの花粉が関係している花粉症です。
子どものうちから苦しんでいる人が多いですが、中には成人してから急に花粉症の症状が出てくる人もいます。

とはいえ、一年中いつでも花粉が飛び交っているわけではありません。
ピークの時期は決まっているので、その時期を理解していれば適切な対処をすることができます。
木の種類によっても花粉のピークは異なっているため、細かく確認しなければなりません。

花粉の飛散はいつまでがピーク?

花粉症の症状に悩まされている人は、いつまで多くの花粉が飛散するのかを意識しなければなりません。
多くの花粉が飛んでいる時期は、マスクを着用するなどの対応をする必要があります。
うっかりマスクを忘れてしまうと、それだけで症状が重くなってしまうことが多いです。
いつまで花粉が飛ぶかは木の種類ごとに異なっているので、自分が何の花粉で苦しんでいるのかを正確に把握しなければなりません。
スギ一般的には、スギ・ヒノキ・ブタクサなどの花粉が花粉症の原因となっています。

とりわけ多くの日本人に関係があるのはスギの花粉ですが、スギは毎年3月から5月がピークです。
したがって、スギ以外の木では症状が出ない人であれば、5月を過ぎれば楽に生活できるようになります。

ただし、他の木の場合はピークが違う時期なので注意しなければなりません。
たとえばヒノキは4月から6月、イネは5月から9月です。
スギ以外の花粉でも症状が出てしまう人の場合、実質的には1年中大変な思いをするのに等しい状況になります。

花粉症に対処するためには、ピークの時期になってからでは遅すぎます
花粉が多く飛び始める前の段階で、さまざまな対処をしなければならないのです。
だからこそ、いつからいつまでがピークなのかを知っておくことが極めて重要なのだといえます。

特に症状が出ていない人の場合、ピークについて意識しなくても問題ないと思ってしまうものですがい、花粉症の症状が突然出ることもあるのです。
花粉症で苦しんでいる人の中には、1年前までは何ともなかったという人が少なくありません。
したがって、急に症状が出てしまっても対応できるように、全ての人がいつまでピークなのかを把握しておくことが望ましいです。

地域によって花粉の飛散時期は異なる

花粉症の問題には日本人の多くが苦しめられているわけですが、日本のどの地域でも同じ時期に花粉が飛び交っているわけではありません
地域による違いについても認識しておく必要があるのです。
飛散状況に関する報道を見ていると、地域ごとに大きな違いが出てくることが分かります。
いつまでがピークなのかを確認する際には、自分が住んでいる地域のことを考えなければ意味がありません。

花粉症に苦しんでいる日本人の多くは、スギの花粉で症状が出てしまいます。
しかしスギは全国どの地域にでもあるわけではなく、たとえば北海道や沖縄には少ないのです。
北海道や沖縄に住んでいる人の場合、スギについて意識する必要はほとんどありません。
スギの心配をしなければならないのは、主に本州で生活している人なのです。
北海道に関しては、スギではなくシラカンバが多いため、シラカンバ花粉症で辛い思いをしている人が目立ちます。

白樺いつまでがピークかという観点で見ると、ほとんどの地域が同じような時期になっています。
しかし飛散し始める時期を見てみると、地域による差があることが分かるのです。
たとえば、スギであれば北海道と沖縄を除く全国各地で1月から飛散し始めます。
これに対してヒノキの場合は、関東や関西では1月から飛散が始まりますが、東海では3月からとなっているのです。

木の種類や地域と関係なく、同じ時期に飛散しているのだろうと思っていると、あまり意識していない時期に大量に飛び交い、花粉症の症状が重くなる可能性があります。
花粉症の症状が既に出ている人も、これから出るかもしれないと思っている人も、しっかりと地域ごとのピーク情報をチェックしておくことが望ましいです。

花粉症に悩む日本人の割合はどれくらい?

日本人の中には花粉症の症状で悩んでいる人が多いとされています。
家族や知人を見てみると、思っている以上に大変な思いをしている人がいることに気づくものです。
しかし具体的に日本人の割合がどのくらいかと聞かれると、よく分からないと感じる人が少なくありません。
全ての日本人が病院での診察を受けているわけではないため、正確な割合までは把握できていないのですが、一般的には4割くらい花粉症で苦しんでいると考えられています。

花粉症の症状が出ていても、単なる風邪などだと思っている人もいるため、花粉症に悩む日本人の割合は分かりにくいのです。
この4割の中には、どれか1つの花粉だけが原因となっている人もいれば、複数で苦しんでいる人もいます。
自覚していない人も大勢いることを考えれば、日本人の多くが悩まされている厄介な症状だということは明白です。

花粉症というのは、必ずしも年齢が関わってくる症状ではありません。
したがって、高齢になるほど割合が多くなるとは限らないわけです。
ただ、一度症状が出てしまうと簡単には治すことができず、ずっと苦しみ続けることになるため、年齢が上がれば上がるほど花粉症に悩まされる割合は増えていくことになります。
割合が高い年代だから自分もなりやすいということはないですが、急に発症する可能性があるのが花粉症の特徴なので、まだ悩まされていない人も予防に努めることが大切です。

性別による違いがあるのかどうかも気になるところですが、それほど顕著な違いは見られません。
女性の割合は約42%で、男性の割合は約36%なので、若干の違いはあるわけですが、これだけを見て男性なら花粉症のリスクは小さいとは考えにくいです。

花粉症は海外でも発生している?

花粉症というと日本人が多く苦しんでいるイメージが強いです。
そのため、海外では花粉症の悩みを抱えている人はいないのではないかと思ってしまいます。
しかし実際には海外でも花粉症が発生しているのです。
英語では花粉症のことをhay feverと表現します。
日本人だけが悩んでいて、それが英語に取り入れられたのであれば英語独特の表現は存在しないはずです。
hay feverと花粉症は完全に同義ではないのですが、日本人以外でも花粉症のような症状に悩まされている人がいることが分かります。

海外の場合、日本で流行している花粉症とは異なる特徴があります。
もっとも大きな特徴は、日本のようにスギ花粉が大量に飛び交い、花粉症に悩まされる人が大勢出てくることはない点です。
海外では、主にスギ以外の花粉による症状が見られます。
たとえばオーク・ニレ・オリーブなどです。

日本人だから悩まされる症状ではないため、スギ花粉が多く飛散する時期に日本を離れて海外に行くという方法は花粉症対策としての効果が期待できません。
スギ花粉だけが原因の人の場合、確かにスギ花粉による悩みからは解放される可能性が高いですが、日本にいるときは関係なかった別の木の花粉で苦しむことがあるわけです。

花粉症の症状が出てしまうと、鼻水やクシャミが止まらなくなり、日常生活に大きな支障が出てきます。
重い症状の人は頭痛になることもあるため、早めに対処しなければなりません。
花粉が飛散し始めてから慌てて対処するのでは遅いので、事前にいつから飛散し始め、いつまでがピークなのかを確認することが大切です。
ピークの時期が分かっていれば、そこから逆算して適切な対処をすることが可能になります。

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